おはようございます!あおいです。
コロナ禍で、3年程実家に帰れなかったのですが、この夏休みにようやく帰ることができました。
母が物を手放し、片付けだして3年以上経った実家の状態を、見る事ができました。
今回は、
・母が物を手放し、片付けを始めたわけ。
・3年後の実家の状態。
のことを書きました。
なにか参考になれば、うれしいです。
実家の以前の状態。
・パッと見はキレイだが、部屋の端に物がいっぱい。
・収納棚が多く、物が詰まっている。
私の実家は田舎なので、家が大きく、庭も広くて倉庫もあります。
各部屋も広く、押し入れなどの収納も充実しています。
祖父母と一緒に住んでいて、祖父母も両親も、使わない物も捨てずに置いておく性格でした。
なので倉庫も収納もギューギューで入りきらず、部屋にさらに、たくさんの収納棚を置いていました。
その収納棚もギューギューで、さらに部屋の隅の床に物を置いていました。
母はマメに掃除をしていて、部屋はキレイだったのですが、物がとにかく多かったです。
そんな環境で育った私も、物を捨てる事ができませんでした。
というか、「捨てる」という考えは、私の中には存在していませんでした(笑)
私は片付けも掃除も嫌いで、子供の頃から部屋は汚く、1人暮らし後の部屋は汚部屋でした。
弟が2人いるのですが、2人の部屋も汚なかったです。
下の弟の部屋は、今も汚部屋です(笑)
弟の部屋を片付けたい…ウズウズ…
実家の物を捨てて、怒らせる。
母の代わりに物を捨ててあげたら、感謝されると思ったら、怒られた。
私はあることをきっかけに、物を手放し、片付けを始めました。
物を手放す事にハマり、楽しくてしかたなかった時に、実家に帰省しました。
母はパッと見、部屋をそれなりにキレイにしていますが、
「使わないけど、もったいなくて捨てられない物」
が、実家にはたくさんあります。
私はお宝を見つけたかのように、「捨てるものがたくさんある!」と、ルンルンでした(笑)
ここぞとばかりに、実家にいる間、毎日実家のいらないものを捨てて、掃除をしまくりました。
「これいる?」「これ捨てていい?」と、毎日聞いて毎日捨てました。
そのうち、母は「いる」と言っているのに、私から見るといらないと思うと「本当にいるの?!」と、しつこく聞くようになりました。
母の代わりに、捨てて掃除してあげて、感謝されると思っていました。
でも、そうではありませんでした。
とうとう母に「なんでもかんでも捨てないで!」と怒られました(笑)
私が絶対いらないと思うものでも、その時の母にとってはいる物でした。
母は捨てる事に抵抗があるのに、捨てて感謝されるはずがありません。
私は反省し、そこからは掃除だけしていました。
ただ母も、使わない物が多い事は分かっているようでした。
なので今回の事で、少しだけ、物を手放すスイッチが入ったみたいです。
人それぞれ、いる物は違う。
母の、片付けスイッチが入る。
頭や体が元気なうちに、いらない物を捨てておきたい。
私は、歳がいった時に自分で動かせないものは、できる限りなくすようにしています。
わが家は3階建てで階段も狭く、持って上がるのも、持って降りるのも大変なのです。
必要なくなった時に、息子に頼んだり業者に頼んで処分してもらえばいいとも思います。
でもその時、頼める状況や、やってもらえる状況ではないかもしれません。
なので、自分の頭も体も元気な今のうちに、今できることは今しておきたい!と思うのです。
母から電話がかかってきた時に、たまたまその話をしたのですが、その言葉が母の心に刺さったのでしょうか。
その日から、母も物を手放し、片付けだしました!
実家は、祖父が亡くなった後、引っ越しをしました。
とんでもない量の物を捨て、それにかなりの手間とお金がかかったようです。
父が病気になった時や亡くなった後、男手が下の弟だけになりました。
でも弟は忙しく、何か手伝って欲しい事があっても、タイミングが合わず手伝ってもらえない事がよくあったようです。
祖母は物が捨てられない人で、お買い物が大好きでした。
少し痴呆が入りだして、さらに物が増えて、困ったようです。
そういった事を経験した母だから、私の言葉にハッとしたのかもしれません。
今できることは、今やる。
母、本格的に片付け始める。
母と、片付けについて熱く語る。
母は用事がない限り、めったに電話をかけてきません。
そんな母が、物の手放しと片付けを始めてから、ちょくちょく電話をかけてくるようになりました。
「これ、捨てたほうがいいと思う?」
とか、
「この前、これを捨てたんや!」
とか、片付けの話が大半でした(笑)
母も、本格的に物を手放しだしたようです。
あ!お母さんもハマったな(笑)!と、仲間ができて、うれしくなりました!
母はわが家に、1度だけ遊びに来たことがあります。
わが家の収納や仕組みを、「どうしてるの?どうやってるの?」と、あれこれ見まくって聞きまくって帰りました(笑)
2人で、片付けについて、熱く語りました!
楽しかったです!
母と共通の趣味ができて、うれしい!
3年後の実家。
・大量の物がなくなっていた。
・新しい物が増えていた。
3年ぶりに実家に帰ると、パッと見はあまり変わっていませんでした。
やめたのかな…と思いましたが、物置の中・タンスの中・押し入れの中など…大量の物がなくなっていました!
ただ、カラになったタンスなどは、そのままです。
今年祖母が亡くなったのですが、祖母の介護用ベッドやタンスなどを処分するらしく、その時にいらなくなったタンスなども一緒に処分するそうです。
大量の物がなくなっていましたが、新しくエアーベッドが増えていました。
え?!今まで布団だったのになぜ?!と思いましたが、
処分する時に、空気を抜いてコンパクトになり、自分1人で簡単に処分できる
としっかり考えて、大丈夫と判断して買ったようです!
母はずっと、いらない物を手放し続けていました!
そして買い物をする時も、手放すときの事も考えて買うようになりました。
今まで話す事がなかった、相続などの話も、母からしてきました。
頑なに「やらない!」と言っていたラインも、母から「やりたいから教えて!」と言い、ラインを始めました。
考え方が、いい方向に、ずいぶん変わっていました。
実家にいる間、2人で家の中を回りながら捨てる過程の話を聞いたり、収納方法の話をしたり…。
すごく楽しかったし、うれしかったです!
母、すごい!
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